匿名希望さん 女性 27歳
生まれる前から明らかに障害であるというのが解れば産まない選択をするのもある種の母性だと思います。
動物の世界では弱いものや不具のものが生まれたら真っ先に捨てられます。長く生きられないのが解りますから育てる必要がないのです。
残酷な言い方になりますが、障害や不具の子は本来なら生まれることができない、生まれながらに生きる力を持たない、淘汰されるべき子です。それがその子の持って生まれた運命な訳です。
人間の世界でも最近までは目で見てわかるような障害の子供が産まれたら、産婆さんが絞めて間引いたりしてました。(生かしてもどのみち長生きは出来なかった)
いまは医療の発達やらなにやらでそういった子も長く生きられるようになりましたが…。
ダウン症は高齢出産になるほど出生率が高くなります。
小さい頃は面倒を見ることは出来ても、年老いた親は確実に体力が衰えて先に逝きます。
障害児は体力があるので大変です。
親だけではなく周囲の人間に迷惑をかける可能性も多分にあります。(迷惑をかけられた他人は相手が障害だという理由で我慢しなきゃならないの?)
兄弟がいれば兄弟が面倒をみるはめになるかも知れません。(兄弟の人生はどうなるの?)
障害児が生まれてもその子が自立できるまで育てられるのか、自分が確実に老いてしまうなかで、自分が死んだあとその障害児がどうなるのか。
羊水検査をしても障害児は生まれます。が、産まれる前に検査をして産むかどうかを選択する余地があっても良いのではと思います。