恋するオトコのヒット法則

第4回:“会いたい”OKサインを見逃すな!

初対面では“安心感”と“清潔感”がマスト!

なんとか“自然ななりゆき”で初デートに漕ぎつけて、あとは具体的なスケジュールを決めるだけ。とはいえ、ここでも注意したいポイントはありそうだね。

はい、youbride会員のみなさんには、「お相手と初めて会うのに理想的な、曜日/時間帯/場所」についてもアンケートをとっています。

まずは曜日だけど、男性は36.7%が「土曜」、34.3%が「日曜」を希望している。一方で、女性は34.3%が「土曜」、30.4%が「日曜」と、こちらもやはり週末に集中しているね。

それなりにメールのやりとりを重ねて大事にしたい相手だからこそ、休日にきちんと時間を取って会いたいんでしょうね。女性の場合、服装やメイクの準備にゆとりが持てることもポイントかもしれません。

それに、女性は「相手の私服を見てみたい」という気持ちもあるんじゃないかな。平日だと当然仕事終わりに会うことになって、私服からセンスや人柄を読み取ることができないよね。

女性が初対面の男性に対して重視するのは、実は“オシャレかどうか”よりも“清潔感があるか”。たしかに会社帰りの格好では、ふだんの清潔感まではわかりません。スーツ補正で、実際よりかっこよく見えているだけかもしれませんし(笑)。

それと、土日に会いたいのは昼間の時間帯がいいから、という理由も大きいと思うよ。初デートの理想の時間帯を聞くと、「お昼時~午後」と答えた人が男性で61.0%、女性で68.0%と、いずれも圧倒的なんだ。

平日の夜だとレストランでディナーをするくらいしか選択肢がないですからね。初対面でがっつり向き合って食事をするのは、ちょっと重いのかも。

映画やイベントだと、終わって食事や一杯となると、時間もかなり遅くなってしまう。万が一、相手がエッチ目的の男だったらと考えると、女性にとって夜は怖いんだろうね。

その点、休日の昼間ならまずはカフェで軽くお茶だけ、という気持ちで会えますね。会ってみて相手のことを気に入ったら夕食も一緒に行けばいいし、ダメだったらそこでお別れすればいいんですから。

とくに女性の場合、相手が期待と違ったときのリスクを考えると、“帰れる”という逃げ道が選択肢として用意されている安心感は大事なんじゃないかな。

実際、初めて会う場所の希望を自由記述で答えてもらった結果を見ると、駅前広場やショッピングモール、ホテルのラウンジや駅近くのカフェなどが多いですね。

「なるべく人通りの多い場所」「2人きりにならない場所」というのを、はっきり条件に挙げている人が多くて驚いたよ。 ニシイ助手 男性にたとえやましい気持ちがなくても、女性にとって“知らない男性と初めて2人で会う”のは、すごく不安で勇気が要ることなんです。

その辺りを気遣ったデートプランや待ち合わせを提案してあげると、男性はポイントアップかもしれないね。

レストランやカフェを事前にリサーチして予約しておくことすら、若い世代だと人によっては「重い」と感じさせてしまうかも。初対面なら、本当にスタバ程度の場所でいいと思いますよ。意気投合したら、そこであらためて2回目のデートの約束をすればいいんですから。

もちろん、前回の例に挙げたように、メールで仲が深まるきっかけが食事の話題だったのなら、初デートで話題のレストランに誘うのはアリ。共通の話題から映画やスポーツ観戦といったイベントに行くのもいいだろうし、そこは臨機応変にね。

それともうひとつ! 私から男性にぜひ忠告しておきたいのが「初デートの服装は、とにかく無難にしろ!」ということです(笑)。

さっき“オシャレよりも清潔感”と言っていたのはそのことかい?

そうなんです! 前回、“女性はメールで相手のネガティブチェックをしている”と言いましたが、実はメール以上に一番ネガティブチェックが厳しくなるのが、最初に会ったときなんです。

男性は、最初だからと気合いを入れて、自分のセンスや個性をアピールしてしまうのはキケンということだね?

ええ、相手の趣味や好みを知らないうちにファッションで味を出そうとすると、大幅な減点対象になる可能性があります。

初対面ではプラスの印象を狙うのではなく、決してマイナスにならないことが重要で、そのためのキーワードが“清潔感”ということか。

ザッツライト!

ああ! それ、僕の決めゼリフなのに……!

とにかく個性を殺して無難に! 減点されないことだけを考えてください。とくにオシャレに自信がない人は、余計なことを考えず、ユニクロやH&Mの白シャツとチノパンで十分です。

それでもコーディネートに迷った場合はどうすれば……?

そのときは、「嵐の櫻井翔だったら、この服を着るかどうか」でジャッジしてください。とくに20代の若い女性が好む、清潔感のある無難な服装というのは、櫻井クンが着そうな服で間違いないですから!

いつになく具体的なソリューションだね(笑)。よっぽど初対面の男性の服装にがっかりした思い出があるのかな……。

詳しくはノーコメントで!

わ、わかったよ。次回は、これまでのポイントをいつものように僕が講義形式でまとめていくから、ついてきてね!

(編集:福田フクスケ、イラストレーター:ながれださわ)



プロフィール

ヨツモト先生
筑波大学大学院客員准教授。神奈川県横浜市生まれ。東京大学工学部化学工学科卒業。大手飲料メーカーを経て現在は大手広告代理店勤務。主たる専門領域は、消費心理・動向分析、地域ブランド開発、ワークショップファシリテーション。
ニシイ助手
大手広告代理店のマーケティング部門で、10〜20代の若年層を中心にしたプロジェクトメンバー。リサーチからプランニングまで幅広い商品開発やコミュニケーション戦略立案などを手掛ける。